人体の構造と機能(特に血液.循環器.脳.内分泌)

~人体の形成・循環器系と機能~

ここでは人体の構造と機能(特に血液・循環器・脳・内分泌)についての出題ポイントをまとめています。人体は細胞が集まって、筋肉や粘膜などの「組織」を形成し、組織が集まって、心臓や胃などいろいろな機能をもつ「器官」となります。

~人体の形成~

【出題ポイント!】
①人体の基本単位は細胞である。
②人体は骨と間接、筋肉、各種臓器、体液などから成る。
③各系統の働きを理解しておく。
④神経の単位を「ニューロン」といい、目、耳、鼻、舌、皮膚の知覚を五感という。
【人体の形成】
「細胞・組織・器官・系統」
人体を組織する基本単位は「細胞」です。細胞が集まって、筋肉や粘膜などの「組織」を形成し、組織が集まって、心臓や胃などいろいろな機能をもつ「器官」となります。協同の働きをする器官の集合には、循環器系、消化器系などがあります。
「骨と関節」
骨は身体を支え、内臓を保護し、筋肉との連動で身体を動かす働きをしています。骨髄では血液が造られ、また脊椎の中には脊髄神経が通っています。骨は関節でつながっており、関節の内部には滑膜(かつまく)から分泌される滑液により、滑らかに動くようになっています。関節の周囲は靱帯(じんたい)が保護しています。
「筋肉」
筋肉には「骨格筋」「心筋」「平滑筋」の3種があります。骨格筋は意思に従って動く随意筋、心筋・平滑筋は不随意筋です。筋肉には栄養のもととなるグリコーゲンを蓄える働きもあります。

~循環器系~

循環器系は、細胞や組織に酸素や栄養を補給し、炭酸ガスや老廃物を排除するために、体液を体中にめぐらす仕組みです。
「血液」
血液の主な成分は、赤血球、白血球、血小板と、血漿です。血液の量は体重の約13分の1に相当します。赤血球の中に含まれるヘモグロビンの量は「貧血」のめやすとされますが、その正常値は、男子16g/dl、女子14g/dlです。血液が凝固すると、上澄みができます。これが血清です。
「血圧」
心臓が収縮したときの血圧を最大血圧、拡張したときの血圧を最小血圧といいます。成人の平均血圧は最大120mmHg、最小80mmHg前後です。
「血液の循環」
(体循環)・・・全身に栄養を与え、老廃物を除く血液の流れです。血液は、心臓の左心室から大動脈を経て全身に流れ、静脈血となって、右心房に戻ってきます。
(肺循環)・・・血液は心臓から肺に入って、ガス交換により酸素が供給されます。右心室から出た静脈血は、肺動脈を通って肺に達し、酸素と二酸化炭素との交換を行います。動脈血となった血液は、肺静脈から左心房へと戻されます。
「リンパ」
リンパ管は血管同様、全身に分布しています。リンパ球は、免疫に関する重要な働きをしています。

~内分泌系~

「ホルモン」
ホルモンは内分泌腺で造られ、血管やリンパ管に分泌されます。その種類は40以上にも及び、それぞれは、特定の標的器官に作用します。内分泌腺には下垂体、甲状腺、副甲状腺、胸腺、副腎、膵臓、卵巣(女性)、精巣(男性)などがあり、代謝の調整、成長や発育のコントロール、体液や血圧の調整などを行っています。

~呼吸器系~

鼻孔、咽喉、気管、気管支からなる空気の通り道が「呼吸器系」です。空気は鼻孔から気管を通って、左右の肺に入ります。肺の内部は気管支が枝分かれして細気管支となり、さらに終末気管支に、最終的には肺胞となっています。肺胞は小さな房状の袋の集まりで、ここで心臓から送られてきた血液(静脈血)は酸素を取り込み、不要な二酸化炭素を出すガス交換が行われます。酸素を取り入れた血液は動脈血となって心臓に戻り、体内に再び循環します。

~消化器系~

「消化器」
消化器系は、口に近いほうから順に、以下のような器官から成っています。
食道、胃、小腸(十二指腸・空腸・回腸)、大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S字結腸・直腸)、肛門
このほか唾液を分泌する耳下腺、顎下腺、舌下腺、および消化液を小腸に分泌する肝臓、胆のう、膵臓も消化器系に含まれます。
「消化の過程」
①歯で噛み砕かれた食物は、食道から胃に入り、胃液に含まれる消化酵素で分解される。
②小腸では、蠕動(ぜんどう)運動により運ばれる過程で、栄養分の分解・吸収が行われる。
③大腸では、主に水分や塩類が吸収される。

~泌尿器系~

泌尿器系には、腎臓のほか、尿管、膀胱、尿道などがあります。尿を排泄することにより、身体の内部環境を一定に保つ働きをしています。
「腎臓」
腎臓は糸球体とボウマン嚢(のう)、尿細管からなる、左右一対のソラマメ形の器官です。血液は糸球体を通って濾過され、老廃物が除かれます。尿細管では、濾過された原尿の中から、有用な物質が再吸収されます。

~神経系~

神経組織の最小単位は、神経細胞体と神経線維からなる「ニューロン」です。神経系は、「中枢神経系」と「末梢神経系」とに分けることができます。脳神経は、脳と、感覚器や顔面の動きを主に支配する、12対の末梢神経です。生命の維持に関係する自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」とがあります。交感神経は器官の機能を活発化させ、副交感神経は各器官を抑制するというように、両者は反対の働きをしています。多くの器官は、両者の二重支配をうけています。

~感覚器系~

「五感」
五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つ。感覚器は、目、耳、鼻、舌、皮膚です。平衡感覚をとる器官としては、内耳の三半規管と耳石器があります。


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